12月8日の中山10R・師走S(3歳上、リステッド、ダート1800メートル=16頭立て)は、横山和生騎手が騎乗したロードアヴニール(牡4歳、栗東・野中賢二厩舎、父ドゥラメンテ)が勝利。単勝2・0倍の1番人気に応えた。勝ちタイムは1分51秒8(良)。
先行集団の内でじっくりと脚をため、直線では逃げたサンデーファンデーをとらえた。抜け出すと脚いろが弱まり差し返されるも、何とか首差しのいでゴール。近3走は重賞2走を含め3着が続いていたが、オープン昇格後初勝利を決めた。横山和騎手は「2走前にああいう形の競馬(逃げ)をしているからね。この子の苦手なところが薄れてきてる。勝ち方にもこだわって、いろいろな形をさせている。力をつけてきている最中です。重賞になると、メンバーレベルも2つくらい上がるし、いろいろ覚えて頑張ってくれたら」と、言葉に力を込めた。次走は未定。