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【朝日杯FS展望】京王杯2歳Sを勝ったパンジャタワー 距離はマイルまでならもちそう

スポーツ報知 2024年12月8日 22時14分

 第76回朝日杯フューチュリティステークス・G1は12月15日、京都競馬場の芝1600メートルで行われる。

 2戦2勝の4頭に期待が高まるが、京王杯2歳Sを勝ったパンジャタワー(牡2歳、栗東・橋口慎介厩舎、父タワーオブロンドン)は前走のパフォーマンスが立派。レースの上がりを1秒1も上回る末脚で差し切り、距離もマイルまでならもちそうな印象。栗東・CWコースでの1週前調教も抜群で、魅力の一頭だ。

 人気を集めそうなのがアルテヴェローチェ(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎、父モーリス)。新馬戦も着差以上の強さを見せたが、前走のサウジアラビアRCは直線一気の差し切り勝ち。稍重を考えると1分33秒0の時計も優秀で、能力的にも上位だ。コース替わりも問題なさそう。

 ニタモノドウシ(牡2歳、美浦・高木登厩舎、父ディーマジェスティ)はクローバー賞をレコードで勝って以来の休み明け。ただ、かなり時間をかけて乗り込んでいるし、動きも豪快。一気に相手のレベルは上がるが、軽視はできない。

 新潟2歳Sを勝ったトータルクラリティ(牡2歳、栗東・池添学厩舎、父バゴ)も順調な仕上がりを見せている。気性的にも前進気勢の強い馬で、久々でも力は出せそう。折り合いがつけば差はない。

 2000メートルの黄菊賞を圧勝したミュージアムマイル(牡2歳、栗東・高柳大輔厩舎、父リオンディーズ)も能力は高い。母はミュージアムヒルが現役時代、マイルで3勝していることからも、距離短縮は気にしなくていい。素質馬がそろい、来年に向けて注目の一戦となりそうだ。

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