スポーツ報知では第101回箱根駅伝(来年1月2、3日)の全21チームを連載で紹介する。第2回は2年ぶりにオープン参加する関東学生連合。
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失意と喜び。予選会で敗れたチームの選手で編成される連合は対極する思いを抱えて箱根路を走る。
予選会の個人成績で、上位10人の合計タイムは10時間50分57秒。トップ通過の立大(10時間52分36秒)より速い。これまでも予選会トップ校より速いタイムになることはあったが、本戦では苦戦するケースが多い。「コミュニケーションを密に取って、タスキの重みをつくりたい。当初、チーム目標は10位相当でしたが、12月に合宿を行い、8位相当に上方修正しました」と主将の古川は明かした。
予選会11番手だった東大の秋吉は1万メートル記録挑戦会でトップとなり、出走が濃厚。古川と秋吉の赤門タスキリレーが実現すれば箱根駅伝史に残る名場面となる。