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17年ぶり復活の松平健主演「新・暴れん坊将軍」に小澤征悦、藤間爽子、高島礼子ら豪華実力派キャスト集結

スポーツ報知 2024年12月12日 7時0分

 来年1月4日にテレビ朝日系で放送される松平健主演ドラマプレミアム「新・暴れん坊将軍」(午後9時)に豪華キャストが集結することが12日分かった。

 名作時代劇が17年ぶりに復活する同ドラマ。主演の松平、監督・三池崇史、脚本・大森美香という最強クリエイター陣によって将軍ドラマの原点にして頂点ともいえる名ドラマが令和版ならではの新たな時代劇としてよみがえる。

 “白馬にまたがる上様”の新ビジュアルとともに情報が解禁されると、SNS上では「令和に暴れん坊将軍は胸熱すぎる」「三池監督と大森美香さんの暴れん坊将軍とか絶対面白いやん!」「小さいころから暴れん坊将軍大好きだから嬉しすぎる」「上様!お帰りなさいませー!!」などの歓喜の声が集まり、すぐさまトレンド入りした。

 先日、主人公・徳川八代将軍・吉宗の嫡男・家重を「なにわ男子」西畑大吾が演じることも発表され、話題沸騰の中、今回、「吉宗×家重父子」を取り巻く豪華キャスト9人が一挙解禁。小澤征悦、藤間爽子、木村了、駒木根葵汰、内藤秀一郎、勝村政信、小野武彦、高島礼子、生瀬勝久ら超実力派俳優陣がズラリそろい踏みすることになった。

 1978年から2003年にかけて放送され、日本のテレビドラマ史に名を刻む大ヒットシリーズとなった「暴れん坊将軍」は八代将軍・徳川吉宗(松平)が貧乏旗本の三男坊・徳田新之助、通称“新さん”として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこる悪を討つ痛快時代劇シリーズ。

 令和によみがえる「新・暴れん坊将軍」は吉宗の治世となってから二十有余年を経た江戸の町が舞台。オリジナルシリーズでは若き将軍だった吉宗もいよいよ世継ぎ問題に直面することに…。というのも嫡男の家重(西畑)は病のため右腕と顔に麻痺があり、廃嫡を望む声も少なくなかった。

 しかし、新之助として町に出た吉宗はある騒動に遭遇し、洋剣“レイピア”を華麗に操る男と出会う。商家の三男坊“徳長福太郎(とくなが・とみたろう)”を名乗る彼こそ他ならぬ息子・家重で…。一体、家重に何が起きたのか? やがて吉宗と家重の間に横たわる深く切ない確執が思いもよらぬ波乱を生み、巨大な陰謀が将軍家に襲いかかることに…。

 小澤征悦が演じるのは旗本・本間要治郎。父の不正を暴かれ閑職に追いやられたことから吉宗を逆恨みしている要治郎は恐ろしい野望のために暗躍。小澤の“怪演”が、物語を大いにかき乱していく。

 日本舞踊・紫派藤間流の家元も務める藤間爽子は今作のヒロイン・おきぬ役で可憐に登場。決められた縁談に反発して家出したおきぬは役者・蘭丸にだまされて身売りされそうになったところを福太郎に救われる。彼の正体が将軍の嫡男・家重とは思いもせず、おきぬは福太郎に淡い恋心を抱いて…。実は祖母の初代・藤間紫さん、母の島村佳江さんも「暴れん坊将軍」にゲスト出演したことがあり、3代続いての「暴れん坊将軍」出演となる。

 映像作品や舞台で確かな演技力を発揮する木村了は家重に仕える忠実な小姓・大岡忠光を演じる。主従を超えて固く結ばれた家重との絆を木村がまっすぐに表現する。

 吉宗の信頼厚い江戸南町奉行・大岡忠相を演じるのは公開されたばかりの「劇場版 ドクターX FINAL」始め多彩な作品で存在感を発揮する勝村政信。

 小言三昧の“爺”こと、御側御用取次役・加納五郎左衛門役は味わい深い演技で人々を魅了する名優・小野武彦が担う。

 1988年、「暴れん坊将軍3」の御庭番・梢役で女優デビューをはたした高島礼子は町火消し“め組”の棟梁・辰五郎の妻・おさい役として“暴れん坊ワールド”に帰って来ることに。きっぷのいい女将を小気味よく演じ、作品に明るさをもたらす。

 北島三郎、堺正章という錚々たる顔ぶれが務めてきた“め組”の頭・辰五郎を引き継ぐのは百戦錬磨のベテラン・生瀬勝久。新之助と深い絆で結ばれた、人情味あふれる勇敢なリーダーを“粋”に演じる。

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