米専門誌ベースボールアメリカは11日(日本時間12日)、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(51)を最優秀監督賞に選出したと発表した。
レギュラーシーズンではベッツとマンシーが長期離脱。ポストシーズンでは健康な先発が3人しかいなかった中、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇に導いた。同誌は「通算勝率6割2分7厘は現役監督の中でトップ、歴代5位。ポストシーズン勝利数は歴代6位。ロバーツ監督より勝っている5人のうち3人は殿堂入りしている」と指摘し、実績を高く評価した。
大谷翔平投手らトップクラスの選手層を誇る常勝球団の指揮官ゆえに、勝って当たり前、負ければ監督の責任、とされることも多かったが、ベッツは優勝決定後に「正直いって、デーブのおかげで俺たちはここにいる(優勝できた)」と同監督のチームをまとめあげる手腕に賛辞を送っていた。