DeNAの伊勢大夢投手が12日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、16%ダウンの年俸9250万円(金額は推定)でサインした。
今季は37試合の登板で2勝3敗、18ホールド、防御率3・62の成績。直近2年間は計129試合に登板していたが、開幕から勝ちパターンを務めるも、5月下旬に出場選手登録を抹消され、約2か月2軍調整となった。8月下旬に再昇格すると、日本一達成に貢献。「悔しいことは優勝できなかったことだけ。うれしいことの方が強かった、生まれた年の日本一を26年ぶりに日本一に取れたので、個人的にもチーム的にも大きな成長につながる」と振り返った。
来季は先発転向を希望しており「徳山や中川(虎大)が出てきて、試合を見ていて彼らがリリーバーとして魅力的に感じた。100%出せる力を出している選手を見て、僕に欠けているところがあると感じた」と説明。球団からは「(先発の)6枚目に入るようだったら先発よりもリリーバーとして使いたい」と言われたといい「今、エースは東さんだけど左右でチームを引っ張れるくらい」と目標を設定した。