中日の草加勝投手が12日、愛知・稲沢警察署の一日警察署長として、同市の商業施設で行われたイベントに出席。来年の漢字一文字に「挑」を選び、早々の1軍デビューへ意気込んだ。
「今年一年、何もできていない。(ドラフト1位・金丸ら)いいピッチャーも入ってきたので、挑戦していかないと(先発ローテを)勝ち取れない。挑戦者の気持ちで臨みたい」。
亜大からドラフト1位で入団した今季は、新人合同自主トレ時に右肘痛を訴えて離脱。2月1日に右肘内側側副じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。リハビリに費やした1年目だっただけに、「何もドラゴンズの力になれなかった。来年こそはパワーアップして、力になれるように頑張りたい」と貢献を誓った。
現在も、ナゴヤ球場でリハビリ組として調整を続けているが、患部の状態は快方に向かっており、すでに投球練習を再開している。2月の春季キャンプは読谷(2軍)でのスタートが濃厚。「1軍の人たちに負けないように。復帰してからは、すぐに1軍に呼んでもらえるように頑張りたい」と、し烈なローテーション争いに挑む。