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28年ロス五輪代表、大岩剛監督が続投決定…パリ五輪で8強入り アトランタ五輪後の2大会連続指揮は初

スポーツ報知 2024年12月12日 17時31分

 日本サッカー協会(JFA)は12日、都内で理事会を開き、今夏のパリ五輪サッカー男子日本代表を率いた大岩剛監督(52)が、2028年ロサンゼルス五輪を目指す年代別日本代表の監督に就任することで合意したと発表した。現行の原則23歳以下で出場し始めた96年アトランタ五輪以降、2大会連続で指揮を取るのは日本歴代初となる。

 大岩氏は2017年途中から19年まで鹿島を指揮。J1で2、3、3位、18年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝に導いた。その後は協会の指導者養成に関わり、21年12月に24年パリ五輪を目指す年代別代表監督に就任した。

 今夏の本大会では、オーバーエージ(OA、24歳以上)枠は招集に関して協会から所属クラブへの強制力がないため使用できず、U―23(23歳以下)選手のみで臨んだ。さらに、MF久保建英(Rソシエダード)ら世代の中心選手も招集できない中で1次リーグを3連勝で首位通過し、ベスト8に進出した。

 日本サッカー協会はその手腕を評価し、大岩監督に続投オファー。大岩氏はC大阪などJクラブからオファーを受けたが、五輪監督継続という異例の道を歩むことになった。

 また、パリ五輪後にJ1鹿島のコーチを務めた羽田憲司氏が引き続きコーチを務め、佐藤洋平氏が新任でGKコーチに就く。

 ロス五輪世代のU―19日本代表は現在、船越優蔵監督が指揮。来年2月開幕のU―20アジア杯(中国)、同10月のU―20W杯(チリ)を目指している。

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