来季、9年ぶりにJ2で戦う札幌は12日、22年8月から23年まで鹿島の指揮を執るなどした、岩政大樹氏(42)の監督就任を発表した。
同日、本拠スタジアムの大和ハウスプレミストドームで会見した岩政氏は「自分にとってこれ以上ないチャレンジ。今までのサッカーを継承しながら、前進させていく。それができると思っている」と決意を口にした。
現役時代は鹿島でセンターバックとして活躍し、日本代表にも選出された岩政氏は18年に現役引退後、指導者に転身。鹿島の監督を務めた後は、ベトナム1部のハノイで指揮を執るなどしていた。札幌は7年間指揮を執ったミハイロ・ペトロヴィッチ監督(67)が今季限りで退任。その後釜として、かねて能力を高く評価していた岩政氏に、1年でのJ1復帰という目標達成を託した。