フジテレビ系情報番組「ワイドナショー」(日曜・前10時)と、同系トークバラエティー番組「だれかtoなかい」(同・後9時)が来年3月で終了することが12日、分かった。
「ワイドナ―」は、2013年10月に深夜枠で放送開始。「普段スクープされる側の芸能人が、個人の見解を話しに集まるワイドショー番組」をコンセプトにし、東野幸治(57)がMCを務める。お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)を筆頭としたコメンテーターが日々のニュースに対して持論を展開するスタイルが評判を呼び、14年4月から日曜朝の枠に移り、10年以上休日の朝の“顔”に。19年7月に吉本興業の闇営業問題が取り上げられた際には、生放送で松本や東野が所属事務所への思いを語るなど松本の発言を中心に話題を呼ぶことが多かった。
22年4月から松本は隔週出演となり、「まつもtoなかい」の開始に伴い、23年3月をもって降板した。それ以降は、今田耕司(58)らがレギュラーコメンテーターを務めてきたが、“看板”ともいえる松本不在の影響は大きく、一時期よりも視聴率は下がっていた。
また「だれかto―」は、特別番組をへて、23年に「まつもto―」の番組名でレギュラー化。松本と中居正広(52)のダブルMCが、ゲストと対面トークを展開するスタイルが人気を博した。今年1月9日の松本の活動休止発表以降、中居の単独MCをへて、同2月から二宮和也(41)、同4月からムロツヨシ(48)が中居の相棒を担当。ムロに続く新たな相棒は、15日放送で発表予定になっている。
同局は、スポーツ報知の取材に対し「改編の詳細については、お答えしておりません」と回答した。