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【阪神】森下翔太、虎でも4番狙う 残留決めた大山に「負けないような、大きな存在になれれば」

スポーツ報知 2024年12月13日 5時0分

 阪神・森下翔太外野手(24)が12日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約を更改し、新4番に意欲を示した。4000万円増で球団の3年目では藤浪、佐藤輝に次ぐ7800万円でサイン。4番について「誰が打つか分からないが、埋め合わせできる準備を」と思い描いた。

 プロでの4番は8月13日の巨人戦(東京D)の1試合のみで、第1打席に2ランを放った。日本代表として臨んだプレミア12では全9試合で4番に座り「打った時は気持ちいい、打てなかった時は叩かれる。すごく面白い(打順)」と実感。今季の阪神では90試合の大山が最多。FA権を行使した上で残留を決めた主砲に「負けないような、大きな存在になれれば」と闘志を燃やす。

 今季は打率2割7分5厘、16本塁打、73打点。3年目の来季は首位打者&キャリアハイを掲げた。追い求めるのは中堅から右翼への力強い打球。今季は1本もなかった中堅から逆方向への本塁打増も見込む。報道陣から尊敬するDeNA・牧の今季年俸が4年目の球界史上最高額・2億3000万円だったことを伝え聞くと「(来年の契約更改で)3億円アップを目指します(笑)」と大幅な“牧超え”を冗談交じりに宣言。今年の漢字を「翔」と記したホープは、ありのままに突き進む。(直川 響)

 〇…森下は契約更改後にABCラジオ「ミュージックジェルム」(火~木後6時)に生出演した。番組内で4番について問われ「4番を任せて大丈夫と思われるような信頼度や期待度は持っておきたい。4番は誰かが打てなかった時に何とかしてくれる選手。機会があれば(打ちたい)」と明かした。また、26年に控える第6回WBCへの出場も熱望し「世界一のメンバーになりたい。なれればうれしい」と思い描いた。

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