オーストラリア・ウィンターリーグ(WL)のアデレード・ジャイアンツに派遣されている巨人の秋広優人内野手が14日のメルボルン・エイシズ戦で豪快な一発を放った。
完璧な一撃だった。「6番・左翼」でスタメン出場すると、2点リードの4回無死二塁の場面だ。1ボール1ストライクからの変化球に反応。快音を残した打球は右翼フェンスのはるか上を越えていった。同リーグ2号を放ち、意気揚々とダイヤモンドを一周した。
秋広は昨季10本塁打をマークし、さらなる飛躍を思い描いたが、今季は26試合で打率2割6分1厘、0本塁打、1打点と苦しんだ。巻き返しを期す今オフはオーストラリアで武者修行。ここまで同リーグで打率3割3分3厘と好調を維持している。