バドミントンのワールドツアー(WT)のファイナルは14日、中国・杭州で各種目の準決勝が行われ、女子ダブルスはパリ五輪銅メダルの志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が、五輪金メダルの陳清晨、賈一凡組(中国)を2(23―21、21―13)0で破り、21年以来、3大会ぶりに決勝進出を決めた。
世界ランク3位の宿敵中国ペアを倒した同4位の“シダマツ”こと志田、松山組。昨年大会は4強で、決勝の舞台は3大会ぶり。前回は東京五輪銅メダルの金昭映、孔熈容組(韓国)にストレートで敗れている。シダマツとして飛躍した五輪イヤーを飾るべく、年間女王を決める大会初制覇を懸け、15日の決勝では世界ランク2位のペク・ハナ、イ・ソヒ組(韓国)に挑む。