日本ハムの山崎福也投手(32)、伏見寅威捕手(34)が14日、札幌市東区の「フォルクスワーゲン札幌東」でトークショーを行った。共にオリックスから移籍し、“サチトラ”として人気の2人は、バッテリーでの15勝を目標に掲げ、札幌での優勝パレードを熱望した。
イベントの最後、来季の目標を聞かれた山崎は「個人としてはキャリアハイの数字、イニング数にしても勝ち星も。半分ぐらい寅威さんの腕にかかってるので、お願いします。15勝したいです」。これに応じる形で、伏見は「福也との15勝、これは約束しましょう」とファンに宣言した。
さらに、千歳出身の伏見は「来年は優勝して、札幌の街でパレードがやりたいなと。札幌から千歳間ずっと。ちょっと長くなりますけど、見やすいところで見ていただければ」と冗談交じりに熱望。約40キロの大パレードを夢想した。
優勝を大きく引き寄せる15勝へ、山崎が「僕は僕のレベルアップをすること」と語ると、伏見も「配球の偏りが出てくると思うので、もう一度考え直して。取りこぼしをなくしていけば、たくさん勝てると思う」。オリックスで御堂筋パレードを経験した2人は「もう一回味わいたい」と声をそろえていた。(山口 泰史)