NHKで15日、1971年放送の「第22回紅白歌合戦」(リマスター版・後編)が放送された。総合司会は鈴木文弥アナウンサー、紅組は歌手の水前寺清子、白組は宮田輝アナが司会を務めた。
後編には堺正章が初出場で登場したほか、北島三郎、都はるみ、千昌夫、三波春夫、橋幸夫、布施明、森進一など“大御所”が、若々しい姿で歌唱した。
白組のトリの森進一が「おふくろさん」を歌った後には、昭和の名優・長谷川一夫が女形で登場する演出。大トリは紅組・美空ひばりの「ある女の詩」と、豪華過ぎるフィナーレとなっていた。
ネットでは「森進一のおふくろさん モノマネしてる人は誇張じゃなかったんだ」「長谷川一夫さん!出てくる人がいちいち凄すぎる」などの感想のほか、「今の紅白と違って歌以外のコーナーが短いから無駄がなくて集中力を切らさずに見られる」「この時代の紅白すごく良い! テンポ良く進み、皆様歌がお上手で聴き心地がいい」「歌唱力のある人ばかり ちゃんと歌合戦してる」「いろんな年の再放送が見たいです」などの声があがった。