◆静岡県高校新人ラグビー大会▽予選リーグ 清水南29―0科学技術(15日、常葉大橘高グラウンド)
予選リーグが開幕し、清水南は科学技術を29―0で下した。
花園予選は10月末の準決勝で敗れ、新チームに切り替わってから迎える初の公式戦。「みんな浮き足立っていて、ミスが多かった」とWTB水上一心主将(2年)が言うように、序盤は攻め込まれた。それでもゴール前で粘り強く守り、科学技術にトライを許さない。「あそこで反則をしなかったのが大きかった」と村上勇監督。次第にペースをつかむと、前半13分にCTB土井影俊(2年)のトライで先制。同20分にも5点を加えると、後半に3トライを奪って突き放した。
後半16分に約40メートルを独走してトライを決めた水上主将は「うまくつなぐ攻撃ができた。目標はベスト4。できれば決勝まで勝ち進みたい」と話した。