東京六大学リーグの早大は15日、小学生の健やかな心身の成長を目的とした社会連携アクション「野球部グランドで選手たちと遊ぼう!」を東京・西東京市の同校グラウンドで実施。楽天からドラフト5位で指名された吉納翼外野手(22)、日本ハム5位の山県秀内野手(22)ら33人の4年生部員が、ゴムボールでの「ホームラン競争」など10種類の「あそび」で112人の子供たちと交流した。
小学生の健やかな心身の成長を目的に、同リーグの6校がそれぞれに開催しているグラウンド開放イベント。早大は今年、インクルーシブ社会の実現に向けて障がい者の受け入れも行い、5人が参加した。
グラウンドには、野球部員、小学生に交じって、77歳のOBで元中日の谷沢健一氏の姿が。自ら「キャッチボールリレー」に加わり、軽快に走って投げた。「選手と一緒になってプレーすることに感動しました。小学生がボールを投げるという機会が少なくなっているように思うので、これをきっかけに野球というものが子供たちの心の中に入っていけばいいですね」と笑顔を見せていた。