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北海道コンサドーレ札幌 赤池保幸GKコーチが来季からヘッドコーチに昇格

スポーツ報知 2024年12月16日 6時0分

 来季から北海道コンサドーレ札幌の指揮を執る岩政大樹新監督(42)の“右腕”が決まった。今季までGKコーチを務めた赤池保幸氏(50)が、来季からヘッドコーチ(HC)に昇格することが15日までに分かった。札幌の同職は21年オフに四方田修平氏が横浜FC監督に就任後、空位となっていた。4年ぶりの態勢強化で、1年でのJ1復帰を目指す。

 岩政新監督は「ミシャさん(ペトロヴィッチ前監督の愛称)のサッカーを継承した上で前進させる」と方針を示している。その思いを受けたクラブは、今季まで7年間指揮したペトロヴィッチ氏のスタイルを熟知するHCを置くことで、岩政監督がよりスムーズにチームづくりをしていけると判断。三上大勝代表取締役GM(53)は「ミシャのサッカーをよく分かっているし、GK陣はもちろん、フィールド選手からの人望も厚い」と、07年からトップチームのGKコーチに就いてきた赤池氏に白羽の矢を立てた。

 後任のGKコーチを含めた指導陣に関しては、選手と同様に交渉を進めている。9年ぶりにJ2からの出直しとなる25年へ、好結果を出すための準備を、札幌が着々と整えていく。

 ◆赤池 保幸(あかいけ・やすゆき)1974年5月18日、静岡県生まれ。清水東高から法大を経て、97年に当時JFLの札幌入り。Jで戦った98年まで現役を務め、公式戦出場はなし。99~02年は札幌のU―15と同18のGKコーチ、03~06年は札幌育成普及部のGKコーチ、07年から今季までトップチームのGKコーチと札幌一筋。愛称は池さん。

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