TBS系「ラヴィット!」(月~金曜・午前8時)が16日に放送され、「トイレの神様」のヒットで知られるシンガー・ソングライターの植村花菜(41)が生出演した。
12月16日はダンスボーカルグループ「TRF」のヒット曲「寒い夜だから…」のリリース日であることにちなみ、出演者が「寒い夜だからやりたいこと」をリクエスト。月曜レギュラーの元サッカー日本代表GKの本並健治氏が植村の「トイレの神様」を聴くことを挙げた。本並氏は自身も祖母が大好きだったと明かし、歌詞が「自分の体験とすごくリンクしてまして」と説明。「おばあちゃんが10年前になくなったんですけど、まるで僕の到着を待つように、病院に駆けつけたときに亡くなった」と思い出を振り返った。
そんな中、植村がサプライズでスタジオに登場。現在は米ニューヨーク在住だが、「今ちょうどお仕事で日本に一時帰国してまして。本並さんがトイレの神様が大好きっておうかがいしてすごいうれしくて。我が家はサッカー大好き」と出演をオファーを快諾。「1歳の娘がいるんで、昨日も1時間おきに授乳してほとんど寝てない。声出るかなと思いながらフルパワーで頑張ります」と話し、9分52秒のフルバーションを生歌唱した。
TBSで歌うのは2010年の「日本レコード大賞」以来14年ぶり。本並氏の妻で元サッカー女子日本代表FWでタレントの丸山桂里奈は感動で号泣し、「櫻坂46」の田村保乃も涙を見せた。ネットでも「最初から最後まで涙が止まらないー本当に名曲ですね」「月曜の朝から泣かされるとは…」「朝から大号泣」「久しぶりにフルで聴いたけど、やっぱり名曲だな!」とウルウルだった。
植村は2005年5月11日にシングル「大切な人」でメジャーデビュー。2010年3月にリリースしたミニアルバム「わたしのかけらたち」に収録された「トイレの神様」がロングヒットを記録し、ドラマ化、小説・絵本化され、東京・大阪ではギャラリー展も開催されるなどの社会現象となった。「日本レコード大賞」で優秀作品賞と作詩賞のW受賞を果たし、10年のNHK紅白歌合戦に初出場。私生活では2013年1月4日にジャズドラマーと結婚。15年1月に日本で第1子を出産し、16年12月末に家族で米ニューヨークへ移住。昨年11月に第2子を出産した。