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【光る君へ】最終回は視聴率11・0% 期間平均10・7%は歴代ワースト2位

スポーツ報知 2024年12月16日 10時45分

 女優・吉高由里子が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・午後8時)の最終回が15日に放送され、世帯平均視聴率が11・0%だったことが16日、分かった。個人視聴率は6・5%。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は世帯12・7%、個人7・5%でスタートし、同数字が最高視聴率となった。全48回の平均世帯視聴率は10・7%(個人視聴率は6・2%)。大河史上初めて1ケタ台を記録した19年の「いだてん~東京オリムピック噺~」の8・2%を上回ったものの、昨年「どうする家康」の11・2%を下回り、ワースト2位の数字となった。2000年以降の最高は、08年の「篤姫」で24・5%。

 1996年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、2010年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河。物語は平安時代を舞台に、世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれた。

 最終回は「物語の先に」。まひろ(吉高)は倫子(黒木華)から道長(柄本)との関係を問いただされ、2人のこれまでを打ち明ける。全てを知った倫子は驚きと共に、ある願いをまひろに託す。その後、まひろは「源氏物語」に興味を持った見知らぬ娘と出会い、思わぬ意見を聞くことに。やがて時が経ち、道長は共に国を支えた公卿や、愛する家族が亡くなる中、自らの死期を悟って最後の決断をする。まひろは道長が危篤の知らせを聞き…という展開だった。

 ◇2000年以降のNHK大河ドラマ期間平均世帯視聴率(カッコ内は主演俳優)

 2000 葵徳川三代(津川雅彦、西田敏行、尾上辰之助(二代目)) 18・5

 01 北条時宗(和泉元彌) 18・5

 02 利家とまつ・加賀百万石物語(唐沢寿明) 22・1

 03 武蔵MUSASHI(市川新之助(現・團十郎)) 16・7

 04 新選組!(香取慎吾) 17・4

 05 義経(滝沢秀明) 19・5

 06 功名が辻(仲間由紀恵) 20・9

 07 風林火山(内野聖陽) 18・7

 08 篤姫(宮崎あおい) 24・5

 09 天地人(妻夫木聡) 21・2

 10 龍馬伝(福山雅治) 18・7

 11 江・姫たちの戦国(上野樹里) 17・7

 12 平清盛(松山ケンイチ) 12・0

 13 八重の桜(綾瀬はるか) 14・6

 14 軍師官兵衛(岡田准一) 15・8

 15 花燃ゆ(井上真央) 12・0

 16 真田丸(堺雅人) 16・6

 17 おんな城主直虎(柴咲コウ) 12・8

 18 西郷どん(鈴木亮平) 12・7

 19 いだてん~東京オリムピック噺~(中村勘九郎) 8・2

 20 麒麟がくる(長谷川博己) 14・4

 21 青天を衝け(吉沢亮) 14・1

 22 鎌倉殿の13人(小栗旬) 12・7

 23 どうする家康(松本潤) 11・2

 24 光る君へ(吉高由里子) 10・7

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