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来季J2のコンサドーレ札幌 MF近藤友喜が残留決断

スポーツ報知 2024年12月16日 10時51分

 来季9年ぶりにJ2で戦う札幌MF近藤友喜(23)が、残留を決断したことが分かった。三上大勝代表取締役GM(53)が16日、明らかにした。

 今季、横浜FCから完全移籍で加入した近藤は、主に右ウィングバックとして29試合に出場。卓越したスピードを生かしたドリブル突破や、身長172センチながらヘディングでゴールを決める身体能力の高さを武器に、チーム2位の5得点を挙げ、アシスト3を記録した。

 主力として活躍したことに加え、チームの降格が決まったこともあり、J1の複数クラブからオファーが届いていた。しかし近藤自身が「降格させた責任は取らなければいけない。札幌を1年でJ1に戻したい」という志を強く持っていた。クラブも「J1復帰のために近藤の力は絶対必要」と熱意を持って慰留に努めた結果、この日までに来季も札幌でプレーすることが決まった。

 来季の契約合意選手については、例年、年末か年始にクラブからまとめて発表される。しかし近藤本人の「一日でも早くサポーターの皆さんに思いを伝え、ともに戦っていく意思を示したい」という意向から、この日、先駆けて残留を明らかにした。男気を見せた近藤が、来季も右サイドを席けんし、目標達成を果たしにいく。

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