宝塚歌劇団は16日、劇団員の複数の大規模な組替えを発表した。
2009年入団で“花の第95期生”と呼ばれる豊作世代の専科・水美舞斗(みなみ・まいと)が来年4月28日付で宙組へ異動。同6月20日からの宙組KAAT神奈川芸術劇場公演「RED STONE」から宙組生として始動する。
同じく95期で専科の瀬央(せお)ゆりあは今月29日付で雪組へ。来年3月12日開幕で、同期・朝美絢(あさみ・じゅん)の大劇場お披露目公演「ROBIN THE HERO」「オーヴァチュア!」から雪組生として出演する。
宙組・瑠風輝(るかぜ・ひかる)は来年8月1日付で星組へ組替え。星組・極美慎(きわみ・しん)は来年8月11日付で花組へ組替えとなる。ともに異動後に最初に出演する公演は未定。
月組の娘役・きよら羽龍(はりゅう)は来年3月10日付で宙組へ組替え。きよらは今年2月に宙組・天彩峰里(あまいろ・みねり)とのトレードが決まっていたが、一度中止になっていた。
宙組には他にも花組・二葉ゆゆが来年4月4日付で、雪組・愛すみれと叶ゆうりも来年6月23日付で移動になる。宙組は他組よりも団員数が少なく、バランスを取る措置とみられる。