巨人は16日、前中日のライデル・マルティネス投手と契約合意したと発表した。推定4年総額50億円以上という、NPBでは異例の歴史的な超大型契約とみられる。入団会見は来日後に行われる予定。
通算166セーブの球界ナンバーワン守護神は、球団を通じて「読売巨人軍と契約できたことを心からうれしく思っています。これまでと変わらずライデル・マルティネスとして全力でプレーし、2025年がジャイアンツの年になるように頑張ります。東京ドームでファンの皆様の前で投げられるのを楽しみにしています」とコメントした。
球団はマルティネスにストッパーを任せる方針。この日まで米ハワイで優勝旅行に参加していた阿部監督は、今季まで抑えを務めた大勢について「8回」と明言。試合最終盤を大勢―マルティネスとつなぐ「鉄壁の方程式」構想を明かしている。