楽天の小郷裕哉外野手が16日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉の臨み、3500万円増の6600万円でサインした。(金額は推定)
今季は12球団唯一となる全試合フルイニング出場を達成し、打率2割5分7厘、7本塁打49打点をマーク。145安打で安打数2位、32盗塁で2位の数字をたたき出した。来季は出塁率と長打率を合わせたOPSを上げることを目標に掲げ「しっかり足元を見て、800近く残せたらいいなと思います」と力を込めた。
また球団にはホームランテラスの増設を要望したことも明かした。「僕はホームランを狙っていく選手じゃないんですけど、ちょっといい感じで上がった時に入るかな? と思ったら入らないとか(があった)。入るかな? と思った時に入ったら自信にも、成功体験にもなるので、そこの面も含めてお願いしました」と語った。
さらに巨人入りが決定的となった田中将にも言及した。「田中さんからは結果を残し続けることが1番難しいことだと話してもらった。高いレベルで有り続ける選手になりたいと思った」と日米通算197勝の投手から金言を授かったことについても明かした。