ヤクルトの西川遥輝外野手が16日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、倍増以上となる1700万円増の3300万円(金額は推定)でサインした。「後半に向けて徐々に上がってきた。それをシーズン始めからできればいいなとは思いました」と振り返った。
新加入した今季はけがで離脱した塩見泰隆外野手に代わり、シーズン途中からレギュラーに定着。113試合、1本塁打、2割6分で10盗塁し2年ぶりに二桁盗塁を記録した。「来年33歳になるので33個盗塁したいなと思います。(盗塁王は)とれたらいいなと思います」とパ・リーグで4度の盗塁王が再起を誓った。
現在1406本の安打を放っている。「1500本がもうすぐなのでそこに向けて早い段階で達成できればいいなと思います」と節目の記録を狙う。前所属の楽天から茂木栄五郎内野手FAで加入することを聞くと「来るんですか!?」と驚きの表情。「僕が1年先輩なので、ご飯ごちそうします」と優しさを見せた。