米男子プロゴルフツアー、ソニー・オープン(来年1月9~12日、米ハワイ州)に16歳でアマチュアの松山茉生(福井工大福井高1年)と平田憲聖(エレコム)が招待選手として出場することが16日、主催者のソニーグループから発表された。
松山は今年の日本アマを史上最年少の15歳344日で優勝。日本ツアー初出場のバンテリン東海クラシックでは、最終日に64をマークし、17位でベストアマを獲得した。さらに同大会で実施されたドライビングコンテスト349・6ヤードで河本力らを抑えて優勝している。同社を通じ「このたび、ソニーオープン・イン・ハワイに出場させていただけることを、大変光栄に思います。まだ夢のようで実感が湧きませんが、PGAツアー(米ツアー)特有の雰囲気を肌で感じ、自分のゴルフがどこまで通用するのか試せることを、とても楽しみにしています。これまで出場されてきた先輩方のように、将来活躍できるよう、様々なことを経験し吸収できる1週間にしたいと思います」とコメントした。
平田は今季日本ツアー4勝を挙げ賞金ランク2位。ソニー・オープンの出場は昨年に続き2度目となる。「2024年もソニーオープン・イン・ハワイに出場させていただきましたが、2日目に予選落ちの結果となり、本当に悔しい思いと実力不足を痛感した大会でした。それから1年が経ち、またあの会場で自分の成長を確認出来ると思うと今から興奮しています。ソニーオープンで感じた『またこの舞台で良い結果を出したい、もっとうまく強くなりたい』という思いが、今年度のJGTOツアー4勝にも繋がっていると思います。1年間で成長したという自信を、精一杯会場で発揮したいです」と話した。
出場予定選手はほかに松山英樹、久常涼、金谷拓実、星野陸也の来季米ツアーメンバーがリストアップされた。また、日本ツアー2勝の杉浦悠太も名を連ねた。