歌舞伎俳優の尾上右近、Travis Japanの松田元太らが16日、都内で行われた超実写プレミアム吹き替え版映画「ライオン・キング―ムファサ―」(20日公開)のミュージカルプレミアに出席した。
ディズニーが贈る温かく切ない兄弟の絆を描く「ライオン・キング」はじまりの物語。孤児だったムファサ(尾上)がなぜ偉大な王になれたのかを描くストーリー。
キロス役を演じた渡辺謙が尾上、松田(タカ)の兄弟役を「本当に絶対に吹き替え版で見るべき作品になりました。2人とも素晴らしい。涙を誘うくらい気持ちよく仲良し」と大絶賛。これにはディズニーファンという松田は「宝物になる言葉をいただけたこの作品に出演できて良かった」と喜び、「誰よりもタカを愛している」と胸を張った。自身も満足の出来のようで「もう一回見たいんですよ」とほぼ満員の劇場の空席を探すそぶりも見せた。
2人は「君みたいな兄弟」を歌唱。アップテンポな曲調に、場内から手拍子も沸き起こった。ステージの両サイドから走って登場し、手を交わし、顔を見合わせるなど”兄弟”らしい仲の良さも見せた。歌唱を終えると「楽しかったね」と笑顔に。尾上は「歌がストーリーを紡いでいるところもある。皆さんに聞いていただけてうれしい」と喜んだ。
4日後に迫る公開日を前に「ムファサは一人ではなくて、連鎖で王になっていくという姿を見てもらいたい。寄り添うことの大切さを感じてもらえる映画になっていると思う」と見所を語った。
同作に出演したLiLiCo(キリン)、吉原光夫(マセゴ)、和音美桜(アフィア)、MARIA―E(サラビ)、ミキ亜生(ティモン)も出席した。