J1横浜FMは17日、来季の新監督に元イングランド代表ヘッドコーチ(HC)のスティーブ・ホーランド氏(54)が就任することを発表した。今季途中から指揮したジョン・ハッチンソン監督(44)は退任する。
イングランド出身のホーランド氏は、同国1部チェルシー、U―21同国代表などでコーチを務め、2016年にイングランド代表のHCに就任。サウスゲート前監督の下で2018年ロシアW杯の4強、欧州選手権で21年、24年と2大会連続の準優勝に貢献した。
ホーランド氏はクラブを通じて「すばらしい国である日本に行けることを楽しみにしており、アジアで最高のリーグであるJリーグで働けることを光栄に思います。情熱あふれるスタジアム、そしてすばらしい雰囲気をつくるファン・サポーターの熱意に囲まれた最高の環境の中で、横浜F・マリノスの監督として指揮を執ることも光栄です。1993年のリーグ発足から存在する名門クラブであり、これまでリーグで5つのタイトルを獲得しております。ホームでも、アウェイでも、すばらしいサポートを受けることができるクラブとも伺っております。私たちの挑戦は、再びタイトルを獲得することです。そして、アグレッシブなアタッキングフットボールをしていきます。一貫性かつ高い競争心を持ちながら、タイトルを争うチームを築きあげていきたいと思います」などとコメントした。
ハッチンソン氏は横浜FMでヘッドコーチを務めていた今年7月、成績不振で解任されたハリー・キューウェル前監督の後任として就任。リーグ戦は15勝7分け16敗の9位に終わった。