巨人の桑田真澄2軍監督が17日放送のフジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜・午前11時50分)に生出演。楽天を自由契約となり、巨人入りが決まった田中将大投手に言及した。
「ぽいぽいトーク」で家族から「まーくん」と呼ばれているのか質問され、桑田氏は「小さい頃はずっと『まーくん』でしたし、大体みんな僕のことは『まーくん』て言いますよね。家ではパパが多いんですけど、基本『まーくん』て言われるのが好きです。母親からずっと『まーくん』て言われてました」と回答。
その上で「ですから田中のマー君が出てくると、マー君て俺かな?なんて」と田中の名前を口に出し、MCのハライチ・澤部佑は「巨人来たじゃないですか、マー君が」と反応した。
ゲストのレッド吉田から「田中将大投手の活躍の鍵を握ってるっぽい?」と質問されると、桑田氏はうなずいて「そうですね」とコメント。MCの神田愛花が「2軍からスタートってことですか?」と問うと、「おそらく1軍だと思うんですけど、30歳過ぎていくと、投げ方をマイナーチェンジしていかないといけないんですよね。スピード重視だったのが、今度はコントロール重視で少しシフトチェンジしていくと、同じように勝てるので、僕はマー君はコントロールもいいので勝てると思っています」と語った。
さらに澤部は「調整とかで2軍に来た際は、こういうこと言おうかなというのはあるんですか?」と質問。桑田氏は「僕は基本的には自分から行かないタイプなんですよね」とした上で、「できるだけ、自分で考えて行動するように、自分で一歩踏み出しなさいという話をいつも選手たちにしてるので。そうは言いながらも、気になると『おい、大丈夫か?』『どうした?』とか。でもプレーでミスすると、へたくそっていいますよ。『へたくそやな、それでいいか?』って。『いやです』『じゃあどういう練習がいいかな?』『次どういう打席で待ち方したらいいと思う?』っていうところにつなげていくんですね」と自身の指導法についても説明。
「浅野翔吾とかも三振すると、『へたくそだ、この野郎』と思いながら、帰って来たらどなったろうかって思うんです。けど、帰って来たら『翔吾、切り替えていけよ。次だぞ。次が大事だよ』と。『次はどういう準備する?』っていうふうにしてますね」と話していた。