ソフトバンクの牧原大成内野手が17日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3年契約2年目の来季も現状維持の1億円プラス出来高でサインした。
2010年育成ドラフトの同期で同学年の甲斐拓也が巨人へのFA移籍を決断した。同期の桜は「きのうの夜も拓也から電話があった。寝ていて気づかなかった。朝に電話して『頑張れよ』ってひと言だけ言いました」と寂しそうに打ち明けた。
「千賀もメジャーに行って、拓也がセ・リーグ。僕はパ・リーグに残る。3人ともバラバラになって、3人それぞれ頑張ればいいかな」支配下昇格を誓い合った同期の3選手がそれぞれの道を歩むことになり、感慨にふけっていた。
それでもハワイでの優勝旅行から帰国した翌日とあって、会見場に入ったさいには「アロハ~」と笑顔。一方で「セカンドでしっかりレギュラーをつかみたいという誰にも負けないくらいの気持ちは持っている。ダウンズや川瀬が出てきてはいるが、そこにまだ負けているとは思ってない」と牧原大らしい力強い言葉とともに“不動の二塁手”の座をつかむと誓った。