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高嶋政伸、元日SPで「相棒」初出演「憧れの作品。役者冥利に尽きる」…「陣川公平」原田龍二も登場

スポーツ報知 2024年12月18日 7時0分

 俳優の高嶋政伸が来年1月1日放送のテレビ朝日系「相棒 season23 元日スペシャル『最後の一日』」(午後9時)で同ドラマに初出演することが18日、分かった。

 2000年にスペシャルドラマとして誕生して以来、濃密で骨太なミステリーを次々と世に送り出し「国民的ドラマ」の地位を揺るぎないものにした「相棒」。

 杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”が通算10シーズン目を迎えた「season23」も毎回、何が起こるかわからない波乱の展開で好評を博している。

 06年以来、毎年、元日の夜にスペシャルを放送してきた同ドラマ。もちろん25年も放送。新たな元日スペシャル「最後の一日」は大みそかのテレビ局を舞台に描く、手に汗握る緊迫のリアルタイムサスペンス。「相棒」シリーズ初出演の高嶋を筆頭に圧巻の豪華ゲストが勢ぞろいするほか、特命係“初代・第3の男”陣川公平(原田龍二)も参戦する。

 物語は大みそか、陣川の買い物につきあってデパートを訪れた右京が迷子を捜す女性と出会ったところからスタート。実は、その女性は国民的ニュースキャスター・桧山弘一(高嶋)の妻。目を離したすきに4歳のひとり娘が姿を消したと聞き、右京は捜索を手伝うが、まもなく女の子は何者かに誘拐されたことが判明する。

 その頃、桧山は自身がメインキャスターを務める6時間生放送の年越し番組のためテレビ局に入ったばかり。桧山はかつて反社会的組織の関連団体“ジョーカー”を番組内で批判したことから嫌がらせを受けており、誘拐もジョーカーの仕業かと思われたが、誘拐犯から桧山のもとに届いたのは、なぜか「予定どおり生放送を務めろ」という指示だった。

 しかし、生放送が進んでいくにつれ、犯人は桧山がひた隠してきた秘密をカメラの前で告白するよう要求、愛娘を人質に取られた桧山はひたすら追い詰められていくことに…。誘拐犯の狙いとは一体、何なのか…!?

 一方、薫は伊丹憲一(川原和久)、益子桑栄(田中隆三)とともに警察学校同期の新居を訪ねていたが、その“年の瀬の同期会”が奇しくも誘拐事件に絡んでいき…。他にも、小手鞠(森口瑤子)と美和子(鈴木砂羽)、甲斐峯秋(石坂浩二)と社美彌子(仲間由紀恵)、芹沢慶二(山中崇史)、出雲麗音(篠原ゆき子)、角田六郎(山西惇)らおなじみのメンバーそれぞれの“年内最後の一日”が複雑に交錯。生放送と同時に、刻々と事態が動いていくことに。

 真犯人の正体とは!?特命係は無事、桧山の娘を救い出すことができるのか!?事件の背後にうごめく、思いもよらぬ陰謀とは!?そして、桧山が抱えてきた秘密とは!?

 本作で「相棒」シリーズ初登場を果たした高嶋は「相棒は長い歴史を持つ名作シリーズで、僕にとって憧れの作品。本当にうれしかったです」とオファーを快諾。「水谷大先輩は、僕の永遠のヒーロー。寺脇先輩は、いつも明るく緊張を解きほぐしてくださる素敵なアニキのような存在」と水谷と寺脇との共演に歓喜したことを告白した。

 高嶋といえば同局系「DOCTORS~最強の名医~」シリーズ(11年~23年)をはじめ高い演技力に裏打ちされた怪演が度々話題を呼んできたが、本作ではじりじりと追い詰められていく桧山の心情をリアルかつ複雑に表現。「桧山はさまざまな感情に揺れ動く、やりがいのある、役者冥利に尽きる、とても面白い役」と、静かに役者魂を燃やしたことも打ち明けた。

 また、リアルタイムサスペンスである本作を「とても緻密でダイナミックな大作」と評し、「ハラハラドキドキ、驚きの謎解き、そして大きな感動に満ちた2025年元日にふさわしい傑作です。ぜひ、お楽しみに!」と語った。

 この他、藤本隆宏、高橋光臣、櫻井淳子、石丸謙二郎といった豪華ゲストもズラリ。元日スペシャルの世界に大いなる深みをもたらす。

 さらに、陣川も約1年ぶりに待望の登場。「season3」第6話(04年12月1日放送)で誤認逮捕により左遷され、一時期、特命係に在籍した過去を持つ特命係“初代・第3の男”として知られる人気キャラクター。

 思い込みが激しく、惚れっぽい陣川は過去、事件に関係する女性に好意を寄せては特命係を巻き込んで彼女の無実を証明しようと空まわりすることが多かったが、今回は彼女に贈る指輪を選ぶため右京に付き添いを頼むほど入れ込んでいる模様。そればかりか、なんともうすぐ子どもが生まれるのだと告げて!?

 “残念だけど憎めない男”陣川が、ついに恋愛を成就させるときが来たのか!? 次々と想定外の事態が巻き起こる誘拐事件の捜査とともに、陣川の恋の行方からも目が離せない。

 ◆高嶋政伸(桧山弘一役)コメント

 「『相棒』のオファーを受けたときは本当にうれしかったです。『相棒』は、長い歴史を持つ名作シリーズで、僕にとって憧れの作品。元日スペシャルは、とても緻密でダイナミックな大作だと思いました。桧山は、さまざまな感情に揺れ動く、やりがいのある、役者冥利に尽きる、とても面白い役です。水谷大先輩は、1978年から放送された学園ドラマ『熱中時代』のやさしい北野先生。僕の永遠のヒーローです。寺脇先輩は、いつも明るく緊張を解きほぐしてくださる素敵なアニキのような存在です。『相棒』の現場は、とても楽しく、リラックスして演じることができる素晴らしい現場でした。また、呼んでください(笑)。ハラハラドキドキ、驚きの謎解き、そして大きな感動に満ちた、2025年元日にふさわしい傑作です。ぜひ、お楽しみに!」

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