テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は18日、ホンダと日産自動車が経営統合に向けて協議に入ることを報じた。
ホンダと日産は持ち株会社を設立して傘下に両社が入るなど経営統合に向けた協議を進める方針で将来的には日産が筆頭株主の三菱自動車も加わることも視野に入れていることを伝えた。
また番組では、この日午前7時ごろホンダの三部敏宏社長を取材。三部社長は「ご存じのように協業も含めていま検討していて、その他の可能性についても話はしていますけど今の時点で決まったものはなくて」と述べ、経営統合について「上から下まで言えば可能性としてはあると思います」と明かした。
コメンテーターで元テレビ朝日社員の玉川徹氏は「僕のかつてのイメージだと日産とホンダって全然違うイメージです」など具体的な車種を挙げ、これまでに自身が抱いていた両社の違いを明かした上で「電気自動車になってくると自動車って家電みたいなものになっちゃう。だから僕らの大学の時代だったらエンジンだから乗り心地が全然違うんです、エンジンが違えば。感覚の違いが乗り味になったんだけど、家電になってしまったらスケールメリットだけですよね。規模が大きいところが最終的に勝つっていうことになるんであれば、全然、哲学の違う企業でも一緒にならざるをえないということなんだと思います」と解説した。
そして、経営統合の背景に「EV化」に流れがあることを指摘し「みんな同じになってしまうんです。どのメーカーの車でも同じっていう時代になってくる」と展望していた。