巨人は18日、前パイレーツのトレイ・キャベッジ外野手(27)と契約合意したと発表した。
キャベッジは「ジャイアンツファンのみなさんにお会いできるのが待ち遠しいです。来シーズン、日本でプレーできることをとても楽しみにしています。一緒に、多くの勝利を分かち合いましょう」と入団の抱負を語った。
今季アストロズに在籍していたキャベッジは昨年エンゼルスでメジャーデビュー。大谷翔平(現ドジャース)とプレーした。同年のマイナー3Aでは打率3割6厘、30本塁打、89打点、32盗塁の好成績を残し3割、30本、30盗塁の「トリプルスリー」を達成。身体能力抜群の左の強打者で、岡本の後ろを打つ5番の有力候補にも挙がる。
チームは今季4年ぶりのリーグ優勝を果たした。来季は連覇と13年ぶりの日本一を見据える。その中で前中日のライデル・マルティネス投手(28)、前楽天の田中将大投手(36)、ソフトバンクからFA宣言した甲斐拓也捕手(32)に続く大型補強で課題の打線強化に成功した。