ヤクルトは18日、今季限りで引退した青木宣親氏が来年1月1日付でGM特別補佐に就任すると発表した。
小川淳司GMは「現場でチームの編成、アマチュア、他球団の戦力分析。自チームのファームの育成も含めて幅広くやってもらうことになります」と説明。「ゆくゆくはGMという立場で近い将来、チームを強くしていくというところに青木の経験と実績を踏まえてチームにしっかりと影響を与えてチーム力を上げていくというところがすべて」と期待を込めた。青木氏は「(編成に)もともと興味があった。新しいことをやることに関してはすごく楽しみ」とコメントした。
初仕事は来年1月の新人合同自主トレの視察になる予定。早大から2003年ドラフト4位で入団し、2012年からメジャーリーグでプレーしたものの18年に復帰したヤクルトの重役を担う。「なるべく強くいてほしいし毎年優勝争いできるようなチームができたらベストですけど、とにかく魅力があるようなチームになってほしい」と尽力を誓った。