日本サッカー協会は18日、都内で「なでしこジャパン」ニルス・ニールセン新監督の就任会見を行った。
選手選考について、ニールセン新監督は「スタッツではなく人としてどうかを重要視する」と明かすと、「チームという一つのチームとしていい人間関係を構築するのが重要だと思っています。お互い信頼関係を持つのが大切だと思っており、成功への鍵だと思っています。率直に自分の意見を伝えるということをスタイルとして大事にしていますし、(選手が自分に何が足りないが)色々と聞いてくると思うが正直に自分の考え方を伝えます。これまでのチームでも理解してもらえてますし、正直で忌憚のないスタンスを取ります」と自身のスタイルについて話した。
デンマーク出身のニールセン氏は2013年~17年までデンマーク女子代表監督、18年~22年までスイス女子代表監督を歴任。17年にはデンマーク女子代表を、UEFA欧州女子選手権で準優勝に導いた。今年まで、なでしこジャパンの選手が多く所属するマンチェスターCで女子テクニカルダイレクターも務めた。