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M‐1決勝進出のダイタク、松本人志の審査員不在に寂しさ漏らすも期待感「どんな形で影響するのかな」

スポーツ報知 2024年12月18日 17時50分

 双子のお笑いコンビ「ダイタク」が18日、来年2月20日に東京・有楽町のよみうりホールで開催する単独ライブ「ダイタクの伝家の宝刀」に向けた取材会を開催した。

 コンビ史上最大規模となる会場での単独ライブ。どのような内容になるかは未定だが、兄の吉本大は「僕ららしいライブにしようかなと。すごく楽しいライブになると想定しております」とニヤリと笑った。

 22日にはテレビ朝日系「M―1グランプリ2024」(後6時半)の決勝に初出場する。ラストイヤーでつかんだ悲願の舞台に「この2、3年準決勝でウケたのに決勝に行けないみたいになってたときに、正直諦めというか、M‐1に期待を寄せていたら他のことができなくなってしまうので考えないふりをしていた。今年行けてホッとしたとか、ラッキーとかその感覚に近いです」としみじみ。弟の吉本拓は「決勝決まってうれしかったんですけど、自分の喜びより期待したり応援したりしてくれる人が喜んでるのが本当にうれしかった」と頬を緩ませた。

 ただ、本番に向けては「そんなに実感がない。例年敗者復活戦出さしてもらってるんですけど、そのときと変わらないって感じです」と自然体を貫く。大も「当日現場に入ったら実感湧くのかなって感じで。普通に過ごしてますね」と続いた。

 今大会から審査員が大きく変更されており、「(ダウンタウン)松本さんがいないことがどんな形で影響するのかなとは正直思ってて。あと、(オードリー)若林さんとか(かまいたち)山内さんとかチャンピオンじゃない方も審査されるので楽しみです」と期待感を吐露。拓も「ほとんどの方が(漫才を)現役でバリバリやられてる方。松本さんいなくて寂しいのはありますけど、現役でまだやられている方にどう評価してもらえるかみたいなのは楽しみです」と胸を膨らませた。

 決勝進出を果たした他の8組の中でライバルを問われた大は「今年は特にそれぞれの武器がハッキリ分かれてて、すごく面白い大会になるなと思ってます」と回答。「例えば、トムブラウンさんがトップバッターで出て大会が壊れるようなネタをやった後に、しゃべりで聞かせるエバースが出たらどうなるのかなとか。つぶし合いとかじゃなくて、みんながそれぞれの攻撃を避けながら、自分がどう攻撃するのかというメンツな気がしました」と熱弁した。

 拓は「順番次第では神回だし、順番次第ではとんでもない大会になっちゃうんじゃないかみたいな」と分析。「笑神籤(えみくじ)次第じゃないですか? 笑神籤次第で誰でも最下位あり得るし、誰でも優勝あるなって感じですね」と波乱の大会となることを予感していた。

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