俳優・風間俊介が18日、東京・新国立劇場で開幕した主演舞台「モンスター」(28日まで同所、演出・杉原邦生氏)の取材会に出席した。
深い問題を抱える新人教師トム(風間)と、問題児として扱われる14歳の生徒ダリルらの物語。
風間は大阪、水戸、福岡を巡演し、東京公演の初日を迎え「お客さんも作品の空間に一緒にいるような雰囲気でみていただいていることがひしひしと感じられています」と手応えをのぞかせた。本作の魅力を「これからの社会をどう捉えていくか、ということに深く切り込んでいる作品です」とアピールした。
自身3年ぶりの単独主演舞台となり、「とあるひとつの場面以外は全部出ずっぱり」と目まぐるしさを告白。それでも、風間座長を中心に共演陣は絆を深めているようで「クリスマス公演は、みんなでチキンを食べたいねという話で盛り上がっております」と仲むつまじげな様子で明かした。
取材会には共演の松岡広大、笠松はる、那須佐代子らも出席した。