◆B1リーグ第13節 仙台89ERS68―60千葉J(18日・ららアリーナ東京ベイ)
東地区8位の仙台89ERSは同2位の千葉Jを68―60で下し、連敗を7で止めた。前半で34―32とリードを奪うと、後半もしぶとく守り切って9842人が詰めかけた敵地を沈黙させた。
11月10日の大阪戦以来となる今季5勝目に、落合嘉郎ヘッドコーチは「千葉さんのタレントあるオフェンスを抑えられたのは選手の頑張りだと思うし、そこで終わらずオフェンスをいい形で終われていた。点数のバランスがよく、全員がボールをシェアしてシュートを打ち切った。ずっと負けが続いた期間も応援いただいたファンのみなさんの声が、この形になったと思う」と喜んだ。
次節の佐賀戦(21、22日・カメイアリーナ仙台)に向けては「まだホームゲームで勝ち星が少ないので、しっかりこの勝利を自信にして次のホームゲームに臨みたい」と意欲。PG青木保憲も「開幕から苦しい試合が続いている中でもナイナーズファミリーのみなさんが足を運んでくださっているので、何とかみなさんの心に響くものを毎試合届けようと思っています」と意気込んだ。