女優でタレントの野呂佳代(41)が18日放送の日本テレビ系特番「1周回って知らない話3時間SP」(午後7時)に出演した。
今や今年だけでドラマ、映画8作品に出演と女優としてひっぱりだこの野呂だが、2期生として合格したAKB48から移籍したSDN48もわずか2年半で解散。26歳でのアイドル卒業後は仕事がまったくなく、くすぶっていた時期もあった。
「腐りたくないんですけど、いろいろ不具合が自分の中で生じてきて、だんだん腐ってきてて、どうして?どうして?って言っているうちにバーンと腐っちゃうタイプ。このまま終わっちゃうのかな?」と当時の思いを振り返った野呂。
無理なダイエット企画やパチンコ営業を続けていた頃、スタジオでも愚痴ばかりこぼしていた2013年にバラエティー番組で共演したのが同じ事務所の先輩・有吉弘行だった。
「年齢も30手前でやりたいこととは全然違うなって。ここからどんな未来があるのかも見えなかった」という野呂は方向性が見えない芸能人が有吉に相談するという企画で「仕事もパチンコ番組で食いつないでいて、私はこの先、何をやればいいんですか?」という悩みをぶつけた。
この言葉に有吉は「だったら、そのパチンコ番組を全力でやれよ。バーカ!」と即答。この言葉が心に突き刺さった野呂は「今やれる仕事を全力でやろう!」と振り切れたと明かし、「人間的に腐りに腐っていた時期もあったんですけど、それを乗り越えられたのが今につながっていると思っています」と、しみじみ話していた。