女優でタレントの野呂佳代が18日放送の日本テレビ系特番「1周回って知らない話3時間SP」(午後7時)に出演した。
AKB48、SDN48でのアイドル活動を経て、お笑いもできるバラエティータレントにシフトしようとした野呂だったが、その“芸風”は迷走。今一つバラエティーにハマらず、「全力でやっているのに、どうしたらいいんだろう?」と悩んでいた時期に共演したのが、同じ事務所の先輩・劇団ひとりだった。
「当時の野呂さんは面白い、面白くないじゃなくて、何やってるんだろう?って。小心者なのか肩すかしが多かった」とVTRで振り返ったひとりは、ある番組で共演した野呂に「何をやってるのか分からない」とピシャリと言ったという。この言葉に野呂は大号泣したという。
どんな意味で言ったのか、「あんまり覚えてないです」と回顧した、ひとりに「全然、覚えてない!」と叫んだ野呂だったが、ひとりのその一言で「私はバラエティーをなめていたかも。ただ叫んでるだけ、わめいてるだけじゃダメだ。恥なんか捨てて、芸人さんに失礼のないようお笑いに向き合わなきゃ」と笑いに振り切ることを決意。体を張るようになったと明かしていた。