シンガー・ソングライターの玉置浩二が大みそかの第75回NHK紅白歌合戦(後7時20分)に特別企画で出場することが19日、同局から発表された。
今年、ライフワークであるオーケストラとの全国ツアーが10年目の節目を迎えた玉置。同局では、6月に大阪・万博記念公園で行われたオーケストラとのツアーファイナルの模様を特集し、大きな反響を得た。
そんな玉置が最も伝えたいメッセージが「愛と平和」。激動の世界情勢を見つめながら、改めて歌うことの意味を見つめ直した。
歌うのは、安全地帯として1985年の紅白初出場時に披露した「悲しみにさよなら」。オーケストラの演奏とともに、39年ぶりに披露する。玉置は「紅白歌合戦をご覧の皆さまの心の平安と世界の平和を願って…悲しみにさよなら」とコメントした。
玉置がソロで紅白に出演するのは1996年、2020年に続き、4年ぶり3度目。過去2回の出場は、いずれもヒット曲「田園」を歌唱していた。