ドジャースが11月1日にロサンゼルス市内で行った優勝パレードの警備費用で、同市から202万8805ドル19セント(現地時間18日時点・3億1274万320円)を請求されていたことが18日(日本時間19日)に明らかになった。LAタイムズ紙電子版が報じた。
大谷翔平投手らが屋根なし2階建てバスに分乗し、市庁舎から出発。推定25万人のファンと喜びを分かち合った。1988年のWシリーズ制覇以来のパレードは大いに盛り上がった。
同紙によると、カリフォルニア州法で「特別イベント」開催の申請者は「参加者と地域社会の安全を保証するために必要な人数の警察と、その他の市職員を手配するための実費」を払うことが義務づけられているという。今回義務づけられているのは173万8621ドル19セントをロサンゼルス市警に、同消防局に29万184ドル。ドジャースは同紙に対し「市とは長い間緊密な協力関係であり、まもなく全額を支払い終える予定。市、ファン、我々にとってすばらしいイベントでした」などとコメントした。市の支出報告書によると「間接費」として41万5464ドルが請求されており、それは「何人かの警察官がかぶっていたドジャースの帽子だろう」としていた。