ソフトバンク・大津亮介投手が19日、契約更改交渉を行い、2500万円増の年俸5500万円でサインした。プロ2年目の今季はすべて先発で19試合に登板して、7勝7敗、防御率2・87。オールスターにも初出場したが、7~9月の3か月は白星を挙げられなかった。「個人的には悔しいシーズンだった。後半戦しっかり活躍できるように、1年間を通してやっていきたい。2けた勝利できるように」と来季はシーズンを通しての活躍を誓った。
ソフトバンクの先発陣で来季の開幕ローテが確定しているのは有原、モイネロ、スチュワートの3人。大津は残る3枠を、大関、東浜、米球界から逆輸入で加入の上沢、現役ドラフトでDeNAから移籍した上茶谷らと争う。「負けないように全力で戦います」と25歳の右腕。ストレートと同じ軌道で約20キロ遅い魔球の「真っチェ」が武器。「後半の方は浮ついたりしていので。絶対的な完成度を上げたいです。ほかの球種を増やすというかは磨きをかけたい」と燃えていた。