巨人・大勢投手が19日、ジャイアンツ球場で自主トレを行い、前中日のライデル・マルティネス投手の加入について言及した。
今季は43登板で1勝2敗29セーブ、防御率0・88。約2か月の離脱もあったが、抜群の安定感でリーグ優勝の大きな力になり、11月のプレミア12でも侍ジャパンの守護神を務めた。中日で抑えを務めていた助っ人の入団は16日に発表されており、「敵ながら素晴らしいピッチャーというのは見ていましたし、すごさというのはシーズン通して感じていました。一緒にプレーできるのは自分にとってもプラスになることだと思いますし、そういうレベルの高い投手と一緒に野球ができるのは楽しみです」とうなずいた。
さらに層が厚くなる来季の救援陣。阿部監督は「8回・大勢」、「9回・マルティネス」の構想を明かしている。それでも入団から3年間で80セーブを積み上げてきた男は「けがもありましたけど、投げているのは9回だったので、そういう自負はあります。そう簡単に渡すというよりかは、まだシーズンも始まっていないですし。諦めてはいないです」と担い続けてきた役割への率直な思いを口にした。