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【有馬記念】ローシャムパークは海外遠征後も順調そのもの 田中博調教師は舞台適性に言及

スポーツ報知 2024年12月19日 13時34分

◆第69回有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)追い切り=12月19日、美浦トレセン

 前走の米国G1・ブリーダーズCターフで2着と好走したローシャムパーク(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー)は、出走馬唯一の木曜追いでグランプリに挑む。

 雪がちらつくWコースでサンダーアラート(3歳2勝クラス)を2~3馬身追走。4コーナーで内から並びかけると、鞍上の手は微動だにせず。ぴったりと馬体を併せた状態でフィニッシュした。その後も1コーナーまでスピードを落とすことなく負荷をかけた。6ハロン83秒9―11秒4。田中博調教師は「今日は乗り慣れた助手に乗ってもらって、動きの確認。折り合い、動きの2点は先週と比べて向上が見られた。調教から上がってきた雰囲気を見ても、オーバーワークになっておらず、心身ともにちょうどいい負荷がかけられた」と満足のいく最終調整にうなずいた。

 今回は全6勝のうち3勝をマークする中山へと舞台が替わる。「中山でのパフォーマンスはいいなと思っている。乗り難しさという部分を考えずに評価すると中山2500メートルは、よりパフォーマンスを出せる可能性がある舞台だとは思う」と指揮官。あとは新たにコンビを組むトム・マーカンド騎手の手腕に託す。

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