ソフトバンクからFA権を行使し、ロッテ入りした石川柊太投手が19日、ZOZOで入団会見に臨んだ。背番号は吉井監督が着けていた「21」と発表され、合わせて吉井監督は「81」に変更すると発表。石川は「吉井さんの熱意にこたえられるように、期待に応えられるように頑張りたいです」と意気込んだ。
2024年シーズンは、15試合に登板し、7勝2敗、防御率2・56をマークした。
先月30日に都内で初交渉し、吉井理人監督の同席のもと、他球団と同規模の3年総額6億円程度の条件を提示したとみられ、ソフトバンクや巨人、ヤクルト、オリックスら5球団による激しい争奪戦となったが、石川は最終的にはロッテを選んだ。20年の最多勝と最高勝率の2冠右腕。ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムとの相性もよく、18年5月から7連勝中の“マリンの申し子”だ。
チームでは、今季10勝を挙げた佐々木朗希投手がポスティングシステムでメジャーに挑戦。計111イニングで防御率2・35をマークした剛腕が抜け、先発補強は急務だった。