オリックス・曽谷龍平投手が19日、地元の奈良・斑鳩町役場を表敬訪問し、中西町長らにシーズンの報告を行った。2年目の今季はチーム最多7勝を挙げるなど飛躍。色紙に「継続」と記して来季も活躍を約束し、目標に初の規定投球回到達を掲げた。
「まず規定投球回。そこからタイトル争いとかに入っていける立ち位置に」。今季は初登板した4月7日のロッテ戦(ZOZO)で3回4失点で黒星を喫し、5月までは1、2軍を行ったり来たり。「スタートから結果を出せば、トントンといける。今年は開幕で転んでしまったので、来季は用意ドンからいいスタートを」と誓った。スタートダッシュに向け「キャンプでも今年よりも球数を投げて、すぐにゲームに入っていけるように」と宣言。活躍は地元に伝わっており、この日の凱旋(がいせん)には町民も集まった。横断幕も用意され「今シーズンを通し、声援はいつも届いていました」と感謝した。