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イチロー氏、「情熱大陸」初の2夜連続スペシャル 知られざるレジェンドの日常、松井秀喜氏との10年ぶりの再会にも密着

スポーツ報知 2024年12月20日 18時0分

 イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)に密着したドキュメンタリー番組「情熱大陸」(日曜・後11時、MBS/TBS系全国ネット)が、22日から2夜連続で放送される(23日は後11時56分から60分拡大版)。1998年の放送開始から今年5月に1300回を迎えた同番組は、各界の“レジェンド”の生き方や言葉に迫る特別シリーズを不定期で放送。今回は初の2夜連続スペシャルとなる。

 日米通算4367安打を記録した背番号51は、今年の10月で51歳に。番組では、イチロー氏が力を入れている高校球児への特別指導、高校野球女子選抜チームとのエキシビションマッチなどの舞台裏に加え、知られざる米シアトルでの日常にも独占密着。見えてきたのは、今なおひたむきに野球と向き合い続ける「探究者」の姿だ。

 自宅には10台以上の大型トレーニング機器が並び、引退から5年を経た現在も必ず、朝食前からたっぷりと汗を流す。マリナーズの本拠地T―モバイル・パークでは、現役さながらに走攻守を鍛えあげている。「現状維持はつまらない。人間はいつかできなくなるから、無理ができる時に無理したい」。野球を通じて磨かれてきたイチロー氏の哲学。その言葉の数々は、野球ファンはもちろん、現代を生きる多くの人の胸に響くはずだ。

 カメラはイチロー氏と松井秀喜氏との、10年ぶりの再会にも立ち会った。そこで語られた野球界への思いとは。来年1月の発表で日本人初の米野球殿堂入りも確実視されているが、自然体に変わりはない。愛犬とたわむれ、自宅の桟橋で鷹の姿を探すチャーミングな横顔ものぞく。

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