プロボクシングの大橋ジムは20日までに、来年3月11日に東京・後楽園ホールで行われる「フェニックスバトル130」の対戦カードを発表した。
メインイベントは東洋太平洋ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦で、王者・石井武志(大橋)が同級6位・伊佐春輔(川崎新田)と初防衛戦を戦う。戦績は25歳の石井が9勝(7KO)1敗、26歳の伊佐が13勝(2KO)6敗2分け。
元キックボクサーの石井は2022年全日本ミニマム級新人王。今年9月、ジョン・ケビン・ヒメネス(フィリピン)との王座決定戦で3―0判定勝ちし、10戦目でのタイトル初挑戦で王座獲得に成功した。現在、IBF世界15位。
元東洋太平洋フライ級(50・8キロ以下)王者・桑原拓(大橋)がノンタイトル8回戦で再起を目指すことも決まった。対戦相手や階級は未定。今年5月、東京ドームでWBA世界同級王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に挑戦し、0―3判定負けしていた。29歳の桑原の戦績は13勝(8KO)2敗。ほかにバンタム級(契約体重53・0キロ以下)ノンタイトル8回戦・中垣龍汰朗(大橋)―小川寛樹(帝拳)戦などが行われる。