巨人の高橋礼投手が20日、ジャイアンツ球場で自主トレを行い、ソフトバンク時代の同僚でFAでの巨人加入が決まった甲斐拓也捕手を歓迎した。
自己最多12勝を挙げた19年を含め、甲斐とは6シーズンにわたってプレー。「自分のボールもそうですけど、本当に何から何まで知ってるって感じ。本当に頼りにしたいというか、また他のキャッチャーとは違った信頼みたいなものはある。そこはまたいろんな話をして、自分のより良いピッチングにつなげていけたら」と語った。
今季は開幕ローテ入りし4月に2勝を挙げたが、中盤戦以降に失速。11登板で2勝2敗、防御率3・66でシーズンを終えた。「ジャイアンツに来て状況が変わったりとか、今年勝てた部分もある。それも加味しながら、今の自分と今のタクさんっていうのをきっちりとすり合わせていきたい。一番良かった時に受けてもらっていたキャッチャーですし、またリーグが変わってできるのはすごくプラスだと思う。今年の冬も球種、球筋が変わってきていて、そのへんも見ながら一緒にやりたいなと。成長した部分を見せられれば」と共闘を心待ちにした。